Science to Supersize Understanding

科学者への信頼は「自分たちの側にいる」という感覚と結びつく

英国の成人4,262人を対象とした調査では、多数が科学者を信頼する一方、親近感や透明性、政治的帰属意識に伴う明確な違いが見られた。

Mão levantada na plateia diante de dois representantes da NASA no Festival Nacional do Livro, em Washington, em 2024; fotografia ilustrativa, não dos participantes da pesquisa britânica.
画像: NASA/Keegan Barber — fotografia de contexto, Festival Nacional do Livro, 24 de agosto de 2024.

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SUPER SCI-Z 編集分析

ある分野に詳しいと分かれば、その人を信頼するには十分なのだろうか。キングス・カレッジ・ロンドンの政策研究所とSense about Scienceによる調査は、科学者への信頼が、能力や透明性の評価、研究が回答者に似た人々の役に立つという感覚と、どう関係するかを調べた。Wellcomeの助成を受け、9月9日に公表された報告書は、科学と社会的な帰属感の関係を検討している。

チームはYouGovのオンラインパネルを通じて、2026年5月8日から11日に、18歳以上の成人4,262人に調査を行った。参加者はさまざまな科学者の集団への信頼を0点から10点で評価した。報告書では7~10点を高い信頼、4~6点を中程度、0~3点を低い信頼と分類し、「分からない」という回答は別に扱った。比較しているのは表明された意見であり、科学知識のテスト結果ではない。

全体では、63%が科学者一般への高い信頼を、5%が低い信頼を示した。高い信頼の割合は、大学の研究者で61%、政府で働く科学者で42%、民間企業の科学者で34%だった。これらは別々に評価されたカテゴリーであり、科学者を重複のない集団に分ける割合でも、各機関の仕事の実際の質を測る数値でもない。

親近感の評価は、回答者の集団を明確に分けた。高い信頼に分類された2,817人のうち、68%が科学者は自分のような人々の側にいると答えた。この割合は、中程度の信頼の1,107人では22%、低い信頼の206人では7%だった。報告書の割合には母集団を代表するための重み付けが施されており、これらの人数の単純な比率として再計算すべきではない。透明性にも同様の違いがあり、科学者を開かれていて透明性が高いとみなした割合は、高信頼群で73%、中程度の群で28%、低信頼群で10%だった。

政治的な帰属意識にも、認識の違いが伴っていた。リフォームUKに投票するつもりの人では32%が科学者を自分たちの側にいると考えたのに対し、緑の党に投票するつもりの人では71%で、39パーセントポイントの差があった。調査に含まれる両集団の人数は、それぞれ778人と626人だった。9月11日付のNatureでChris Simms氏が伝えた記事は、研究責任者の一人Bobby Duffy氏の解釈を取り上げている。信頼には、科学者が誰のために働くと見られているかが関わるという。回答は同じ期間に集められたため、政治的帰属意識が信頼を形づくったのか、その逆なのか、別の要因が両方に影響したのかは、この関連からは判断できない。

科学機関にとって、この結果は、経歴や資格を伝えるだけでは信頼に値することを十分に示せないと示唆する。利害関係を説明し、手続きを透明にし、誰が研究から恩恵を受けられるかを明らかにすることは、観察された認識に沿う方策だ。ただし調査は、こうした介入の効果を検証していない。次の問いは、政治的な一致を求めず、証拠の批判的な検討を集団への忠誠に置き換えることなく、どのような実践が持続的な信頼関係を築けるかである。

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要点

  • 英国の調査では、63%が科学者一般に高い信頼を、5%が低い信頼を示した。
  • 科学者を身近で透明性が高いとみなすことは信頼と関連したが、因果関係は確立されていない。
  • 観察された政治的な違いだけでは、何が信頼を高めるか、また他国にも同じ傾向が当てはまるかは分からない。
主要資料Policy Institute, King's College London / Sense about Science

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